フィチン酸はミオイノシトールのヘキサリン酸エステルのことで、植物界に多く存在する有機リン酸化合物です。
遊離状で存在することはほとんどなく、カルシウム、マグネシウム、時としてカリウムの混合結合塩(フィチン)として植物界に広く分布しています。
遊離状で存在することはほとんどなく、カルシウム、マグネシウム、時としてカリウムの混合結合塩(フィチン)として植物界に広く分布しています。
フィチン酸FC
フィチン酸FC(一般名:フィチン酸)は、米ぬかから抽出し精製して得られたイノシトールヘキサリン酸を主成分とする商品で、フィチン酸 48.0~52.0%を含むシロップ状の液体です。
特徴
強い金属キレート作用・pH緩衝作用・変色防止作用を有し、酸味料として優れた効果を持っており食品に幅広く使用されています。
荷姿 | 20kg、10kg、1kg×10 |
食品への表示例 | フィチン酸 又は 酸味料 又は pH調整剤 |
用途及び使用方法
pH緩衝作用、変色防止作用、酸度調整等が、食品の品質向上に優れた効果があります。
原材料に対して、0.05%~0.3%をご使用ください。
フィチン酸FC(粉末)
フィチン酸FCの粉末タイプになります。
含量(フィチン酸として):27.0~33.0%
荷姿 | 4kg×2 |
食品への表示例 | フィチン酸 又は 酸味料 又は pH調整剤 |